2015年10月23日

オシレーター系の第2代表【ストキャスティクス】

売られすぎ買われすぎを示すオシレーター系の指標で、RSIと人気を二分するのがこのストキャスティクス(Stochastics)です。

この指標は、過去の高値、安値に対して、当日の終値がどのような位置にあるかを数値化したもので、“%K”“%D”“%SD”という3つの指数から構成されています。

基本となる“%K”は、一定期間内に動いた値幅の範囲(最高値−最安値)を100としたときに、現在の価格がその何%のところに位置しているかを示す数値です。

%K =(現在値−最安値)÷(最高値−最安値)×100

“%D”は、一定期間(%Kの期間とは別)で、下記の計算式で求めます。

%D=((現在値−%Kの期間の最安値)の%D期間分合計)÷((%K期間の最高値−最安値)の%D期間分合計)

“%SD”はある期間の%Dの平均です。

%SD=n日分の%Dの合計÷n


はい、そこの頭ぷっツーんで飛んでってしまったあなた。
大丈夫!
何度もいいますが、計算式は覚える必要はまったくありません!!!

ストキャスティクスは3つの指数を単独または組み合わせて使う指標ですので、組み合わせ方がいくつかあります。ここでは一般的な3種類をご紹介しましょう。

<%Kを単独で使う>

最もシンプルな使い方は%Kを単独で使う方法です。RSIで紹介した使い方とほとんど一緒です。RSIと%Kを並べてみるとほとんど同じ動きをしているのが解るでしょう。

従って、70%付近で天井、30%付近で底値と判断して逆張りのタイミングを取ることが出来ます。

<%Kと%Dを組み合わせて使う(Fastストキャスティクス)>

株価が動くと先に%Kが動き、%Dは遅れて動きます。従って、長期と短期の移動平均線がゴールデンクロス・デットクロスするのと同じ原理で、%Kと%Dのゴールデンクロス・デットクロスをトレンドの転換期を読むのに使うことが出来ます。

<%Dと%SDを組み合わせて使う(Slowストキャスティクス)>

%SDは%Dの平均なので、%Dよりも更に遅れて動きます。Fastストキャスティクスと使い方はまったく同じです。先行する%Dと遅行する%SDのゴールデンクロス・デットクロスを使ってトレンドの転換期を読むのに利用されます。

5.png

いつも補足情報としてお伝えしておりますが、どのテクニカル指標も完璧な情報を伝えてくれるものではありません。

どれくらいの期間を設定して指標を算出するかによっても結果が違ってきますし、RSIやストキャスティクスの場合では、銘柄によって高値圏・底値圏が何%から上、何%から下という組み合わせが実際には70-30ではなく、80-20だったり80-30だったりが有効な組み合わせだったりと、現実のマーケットにあわせて判断する必要があります。

したがって、複数の指数を総合的に判断してトレードを行うことをお勧めします。

では、また。
See you soon
posted by 旅人〜たびうど〜 at 16:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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